story
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私は一体、何のために生まれてきたのですか……
苛められるため??それとも邪魔者扱いされるため??
一人ひとり、自由に生きる権利はあるのに
もし、私にその権利はないというのなら
こんな世界から消えましょう――
生きている意味が無いのなら、ここに存在する意味だって無いんでしょ??
それで、私は自由になり他人に迷惑がかからなくなる……これで十分でしょう。
目が覚めるとそこはドリームランド、夢の国だった。
来た理由がよく分からないまま、月日が経つ
楽しい生活、心細いなんて思わない……
夢の国に慣れ始めた頃、事件が起きた――
「まって!!いやぁぁぁぁあああ!!」
鉄の匂いがすると、不審に思い目を開けると現実に引き戻されていた。
泣いて泣いて、苦しんだこの世界
やっとの思いで夢の国へ戻ったが、もう体はボロボロになっていた……
そして二度目の事件――
三度目の事件はアリスの身に――
そして夢から覚めた2度目。
(耳を澄ましてごらん??)
(ほら……気付いてアリス、君は独りじゃないんだよ)
泣いて、苦しんで、辛い思いをした君に
最後のプレゼントを贈ろう……
そう、最後はHappy endでこの物語の幕を閉じよう――